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モンブランケーキの起源 定義と由来について

モンブランケーキと聞くと、栗を使ったお菓子を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、実はモンブランの起源や定義はもっと幅広いもの。

この記事では、モンブランケーキの由来や起源について紹介します。

目次

「モンブラン」名前の由来

まず、モンブランという名前の由来は、フランスとイタリアの国境に位置する雪で覆われた「モンブラン」という山から来ています。

この山はアルプス山脈の一部で、イタリア語でも「モンテビアンコ」と呼ばれ、これも「白い山」という意味です。

この美しい白い山を眺めながら、イタリアのピエモンテ州という栗が有名な地域で作られたケーキが、モンブランの元とされています。

モンブランケーキの起源

モンブランケーキ自体は、スポンジやクリームをベースに、細く絞り出したマロンクリームで装飾されたユニークな形状をしています。この特徴的な見た目と豊かな味わいが人気を集め、世界中で愛されています。特に日本では、ふんわりとしたスポンジを使うことが多く、様々なアレンジが楽しめます。

また、日本には独自の黄色いモンブランも存在します。これは、東京の自由が丘にある「MONT-BLANC」というお店の創業者、迫田千万億さんが開発したもので、和菓子作りで使われていたクチナシで着色された栗の甘露煮を使用しています。これが全国に広まり、日本中で黄色いモンブランが定着しました。

【公式】 東京 自由が丘 モンブラン |

一方で、茶色いモンブランもあります。これはフランスの「サロン・ド・テ アンジェリーナ」が発祥とされており、1984年にプランタン銀座に出店したことで、日本でも知られるようになりました。

栗の渋皮ごと潰して作られた茶色いモンブランが主流となり、世代によってモンブランのイメージが黄色か茶色かが分かれるようになったと言えます。

ANGELINA アンジェリー ナ | モンブランで有名なアンジェリーナ

モンブランの定義はあるのか?

少し難しいかもしれませんが、モンブランを名乗る上で大切なのは、使う材料よりもケーキの「形」であると覚えておいてください。

モンブランケーキはその形状や味わいの多様性から、多くの人々に愛され続けている素晴らしいお菓子なのです。

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